2010年 01月 18日
30年来の友人Aさん宅へ。 玄関に入ると正面に私がこぎん刺しを始める きっかけとなったタペストリーが飾られていました。 久し振りに再会したタペストリーを見るとこぎん刺しをやろうと 材料もないままに身近にあるもので刺し始めた頃がよみがえってきました。 無心に針を動かし何時かこのタペストリーのようなこぎんを刺してみたい。 「しな織の布」にさせるようになりたいと 生意気にも思ってしまったことや 当時は情報も少なく材料や参考になるものを探すのに苦労したこと。 今ではそれがとても役立っていますし良い思い出になっています。 Aさんには刺し続けていれば必ず材料も手に入るはずと励まされ とに角布目が粗い物を見つけては刺しておりました。 そうしている内に今一緒に刺している仲間のNさんのお母さんが 弘前の花邑(現在はつきや)を教えてくれたのです。 そして青森の友人Sさんご夫妻やSさんのお母さんにお世話になりながら 青森に年2~3回通いこぎん刺しを身につけることが出来ました。 そして青森では多くの方にこぎんについてお話をさせて頂いたり 教えを頂いたりとお世話になりました。 こぎん刺しは私にとって生きがいでもあり これからも初心を忘れずに刺し続けていこうと思います。
by akera_s
| 2010-01-18 16:55
| こぎんざし
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Comments(4)
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あげぽん
at 2010-01-19 07:26
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akeraさんの人生を変えた一枚。
手さぐりの努力が技術の基礎を作り、 そしてそれをきっかけに多くの方との出会いが始まる・・ まるで物語のようですね。 美しいモノ、高きモノを見つめ続ける心・・ akeraさんの前向きなお姿にいつも学ばせていただいています。
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akera_s at 2010-01-19 21:11
あげぽんさんへ
ここに載せたタペストリーは当時80代の方が刺した物で とても感動をした事を今でも覚えています。 人はどのようなきっかけで進む道を見つけ出すのか 本当に面白い物ですよね。 情報が少なかった事が私には良かったと思っています。 こぎんを一寸だけしている私を青森の方は厳しくそして優しく 受け入れてくださったのです。感謝の一言です。 お世話になった方の顔を思い浮かべながらこれからも ただ刺し続けるだけです。
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Aさんから
at 2010-01-20 21:36
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ブログが冴えてきましたね。頑張ってください。
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akera_s at 2010-01-21 16:24
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AKERA こぎん刺し、木の道具を 扱っています。 毎週水曜、日曜日あいてます。 あけら・風ノ居ホームページ AKERA倶楽部 陶芸をメインとし、いろいろなことに 明るく楽しく活動していく倶楽部です。 リンク あけら・風ノ居ホームページ 古美術 三坂堂 曽原湖だより blog adica blog 手から生みだすもの blog 以前の記事
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